峯工房物語

小田原の山奥で生まれ育ったおとうちゃん。
1人で渓流釣りを楽しんでいた少年は、大人になって、サラリーマンを辞めて原木しいたけ屋さんになりました。

東京の下町で生まれ育ったおかあちゃん。
動物が好きで、子どもの頃からワンコと暮らしていた少女は、大学から本格的に動物の勉強を始めて、大人になって、スイスの循環型有機畜産農家に住み込みで働きに行きました。

おかぁちゃんは「自分の農場・牧場で作ったものを加工して、たくさんの人に届けたい」と、スイスでの暮らし方に憧れながら帰国して数年後、BBQ場でお客さまをお迎えしながら、「原木しいたけの魅力をもっとたくさんの人に伝えたいな」と考えながら、せっせと原木しいたけ作りに精を出すおとうちゃんと出会いました。
 

一緒に暮らし始めるときは、お互い全く考えていなかったことだけど、ふたりがそれぞれに想っていた、ぼんやりした夢を実現させたら、

「もっとたくさんの人に美味しくて、健康に良くて、心も身体もハッピーになれるモノをお届けできる」

ということに気づきました。

1人ずつでは出来なかった事だけど、一人で色々経験してきた二人がそろって完成しました。

だからこそ主役じゃなくて、名脇役に。
一緒にいるからこそ引き立てあえる、隣に寄り添うことで相手がよりいっそう輝きを増す。
そんな素敵な名脇役になろうと決めました。

それからは、どんな形でお届けするのが良いのかと、あれこれ考え、たくさんの人のお知恵を借りて、自分ではできていなかった経験談を教えてもらって、いくつかのモノをカタチにすることができました。

まずは、ここから、そしてこれからも、たくさんのカタチでお届けできるよう、峯工房は小田原の山の中で、たくさんの太陽と大自然の力を借りながら、多くの方に支えてもらい、私たちも環境の一部ということを忘れずに、たくさん、元気に、活動していきます。